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夜食を食べると眠くなるのはなぜ?受験生が知っておくべき「脳を疲れさせない」食事術

「深夜の勉強中、お腹が空いて夜食を食べたら、急に強烈な眠気に襲われて机に突っ伏してしまった……」 受験生の皆さんなら、一度はこのような経験があるのではないでしょうか。気合を入れて「さあ、ここからもう一踏ん張り!」という時に、食べ物のせいで集中力が途切れてしまうのは非常にもったいないことです。 実は、夜食の後に眠くなるのには明確な理由があります。そして、そのメカニズムを理解して食事の内容を工夫すれば、眠気を防ぐどころか、脳のパフォーマンスを劇的に向上させることが可能です。 この記事では、 「なぜ食べて眠くなるのか」という体の仕組み から、 「脳を疲れさせない」ための戦略的な食事術 までを詳しく解説します。 1. 夜食の後に眠気がくる「2つの正体」 食べて眠くなる現象には、主に「血糖値」と「消化活動」が深く関わっています。 ① 血糖値の乱高下(グルコーススパイク) おにぎり、パン、スナック菓子などの炭水化物や糖分を摂取すると、血液中の糖分濃度(血糖値)が急激に上がります。すると、体は血糖値を下げようとして「インスリン」というホルモンを大量に分泌します。 この反動で今度は血糖値が急降下し、脳へのエネルギー供給が一時的に不安定になることで、強い眠気や集中力の欠如を引き起こすのです。 ② 消化器官への血液集中 食べ物を胃に入れると、体は消化のために胃腸を活発に動かそうとします。その際、血液が消化器官に優先的に集まるため、脳へ送られる血流量が相対的に減少します。これが脳の活動を緩慢にし、ぼーっとした感覚や眠気を誘発します。 2. 脳を疲れさせない!受験生の「戦略的夜食」3つのポイント 勉強の質を落とさないためには、**「血糖値を安定させること」 と 「胃腸の負担を最小限にすること」**が鍵となります。 低GI食品で「安定供給」を目指す 「GI値(グリセミック・インデックス)」とは、食後の血糖値の上昇度を示す指標です。 高GI(避けるべき) :白米、食パン、砂糖、チョコレート、せんべい 低GI(おすすめ) :玄米、全粒粉、大豆製品(豆腐・納豆)、ナッツ、春雨 低GI食品を選ぶことで、脳のガソリンであるブドウ糖をゆっくりと、長時間にわたって供給し続けることができます。 タンパク質を味方につける タンパク質を構成するアミノ酸の中には、脳の神経伝達物質の材料になるものが多く含まれていま...