労働時間とは?基本ルールと注意点
「労働時間」とは、労働者が使用者の指揮命令のもとで働く時間を指します。労働基準法によって上限や休憩のルールが定められており、働く人の健康や生活を守るために重要です。ここでは、労働時間の基本と注意点を解説します。
1. 労働時間の基本
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労働基準法では、1日8時間、週40時間を原則としています
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これを超える時間は「時間外労働(残業)」となり、原則として割増賃金の支払いが必要です
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例外として、変形労働時間制を導入している企業は上限が変わる場合があります
2. 労働時間のカウント方法
2.1 通常の勤務時間
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出勤から退勤までの時間が基本
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休憩時間は労働時間に含まれません(6時間以上で最低45分、8時間以上で最低1時間)
2.2 時間外労働
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所定労働時間を超えて働く場合
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割増賃金の対象で、法定割増率は25%以上
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深夜(22時〜5時)の労働はさらに25%加算される
2.3 休日労働
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法定休日に働いた場合は、35%以上の割増賃金が必要
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振替休日を設定することも可能
3. 労働時間管理のポイント
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始業・終業の記録を正確に
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タイムカードや勤怠管理システムで記録
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手書きや口頭だけではトラブルの原因になることがあります
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残業の上限に注意
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原則として、時間外労働は月45時間、年360時間まで(特別条項付きの36協定を結ぶ場合は例外あり)
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休憩時間を確保
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労働者の健康維持のために法律で義務付けられている
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休憩がとれない場合、労働時間として扱われます
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4. 労働時間に関するトラブル
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長時間労働による過労死や健康被害
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残業代未払い
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サービス残業や休憩未取得
対応策:
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労働契約書や就業規則を確認
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労働基準監督署や労働組合に相談する
まとめ
労働時間は「1日8時間・週40時間」が原則で、これを超える場合は割増賃金が必要です。休憩時間や休日労働、深夜労働なども法で規定されています。正確な勤怠管理と法律の理解が、健康を守り、トラブルを避ける鍵です。